2011年10月22日土曜日

乾徳山登山+旗立岩中央岩稜

2011年10月16日
乾徳山・旗立岩中央岩稜に行ってきました。
メンバー:杉崎、香川、泰子の3人です。
香川、泰子の2名で旗立岩中央岩稜を登攀後山頂へ。杉崎さんは、そのまま登山道で山頂まで。
前夜、道の駅(まきおか)で仮眠した時は土砂降りの雨でしたが、当日は曇りのち快晴となり、とても気持ち良い山行ができました。


旗立岩中央岩稜
この地点から懸垂して取り付きまで降りる。


取り付き点より1P目の登攀・香川
ルート間違え???
ピンを見つけられずに右のフエースに出たら、えらく難しかったです。
このフエース、ハーケンが連打されてます。もしかすると、アブミルート?
ここは、再度検証のため登らないといけないです。
1P目をフォローする泰子
高度感が有り、ちょっと緊張した登攀が楽しめます。
ブッシュも少なく、すっきりして快適!振り返れば
紅葉が始まっていて、眺めは最高。富士山もばっちり見えました。

2P目をリードする泰子
スタンス、ホールドともに豊富だが、ランニングが取れず、
かなりな距離をランナウトしているので、ビレイしながらヒヤヒヤものでした。
後で聞いたら、当人ルンルン気分で登っていたようです。

同じところからのアップ
アルパインムードたっぷりで、かっこいい!

3P目の細いリッジ・香川
見た目よりかんたん。サクサクっと行けます。

終了点より登山道に出る
終了点の所が、展望台になっているので、たくさんの人に見られます。
ここ!のぼってきたんですかー!なんて聞かれたりするので、
ちょっと優越感。でも恥ずかしさの方が大ですね。


乾徳山山頂で杉崎さんと合流
杉崎さんをだいぶ待たせてしまいました。
それにしても、後方のおばさまたち。山頂を占拠し、ワイワイガヤガヤ。
素晴らしいパワーです!自分があの年になった時は、あれほどのパワー
が有るかどうか・・・ 自信ありません。             記:香川

2011年10月5日水曜日

秋の集中山行  丹波川小常木谷~飛竜山

2011年10月1日~2日
秋の集中山行  丹波川小常木谷
メンバー:阪辻、香川(和)、香川(泰)、執行
1日:曇っているが、まずまずの天気。


10mの直瀑、兆子ノ滝。水流左壁にとりつき、凹角状に抜けた。


ねじれの滝も、左壁を登った。
ホールド、スタンス共に乏しいスラブで緊張した。

この後、岩岳沢出合で幕営とした。
この夜は、盛大にたき火ができ、執行さんも満足気でした。

2日:10時よりの交信で他のパーティーの状況が分かるので、
安心かつ楽しい。
11時に飛竜権現到着。杉崎さんはすでに到着していた。

みなさん、お疲れさまでした。     香川

2011年10月3日月曜日

飛竜山集中:丹波川火打石谷

2011年10月1〜2日
奥秩父・丹波川火打石谷
メンバー L飯塚、久保田、田口、佐々木

 火打石谷出合で小常木沢パーティーを見送り、11時30分に入渓。すぐ側壁の高いゴルジュとなります。


この5m滝は、微妙な高さのトラバースが少々怖い。左から滝下をくぐり右の狭い岩溝も登れます(残置ロープが垂れているあたり)。ただし、ズブ濡れとなりました。



ゴルジュ出口の8m滝。右岸から小尾根に巻き上がり、木の根につかまりながら10m下って沢に戻ります。


小滝は積極的に登っていきます。



屈曲部を過ぎたところの8m滝は登るなら右ですが、深い釜にはばまれ断念。100mほど戻った左岸から大高巻きとなりました。スダレ状の12m滝も一緒に巻いて懸垂2ピッチで沢に戻りました(下写真)。


ようやく癒し系のナメが現れました。その先、ゴーロ帯が長く続きます。大滝手前の8m、12m二条滝を右の小沢から巻いていくと、枝沢の40m滝が見えますので、そのまま本流の大滝30mの巻きにかかります。巻いている途中からは大滝下部しか見えません。




大滝を巻き終えたのは16時30分です。暮れかかり始める17時前に何とか幕場を見つけることができ、夜は豪勢な焚き火を楽しみました。


翌日は6時55分発。二俣の幅広滝で右に入ります。傾斜が強まり、大量のヤスデ発生地帯を抜けてヤブに突入。しかし、このあと“危険な目”に遭う人も。私はかつてスズ竹のヤブ漕ぎで足を滑らせ、折れた竹が鼻の穴に5センチほど刺さったことがあります。


9時20分、ミサカ尾根に上がり、集中場所の飛竜山(飛竜権現)に向かいました。(最初は岩岳尾根に出たと思い込んでしまいましたが)


結果的に下山が遅くなりましたが、反省点は次の糧になります。最後は徒登行らしく帳尻を合わせた集中山行でした。幹事をはじめ、皆さん、お疲れさまでした。(佐々木 記)