明神岳東稜を計画。天候を考え一日繰り延べし、さらに現地入りしてから決行を考えようと出かけた。天気予報は4日に雨(山岳地は雪)との予報だが、上高地はまずまずの天気。少し荒れるのを覚悟で決行(コース短縮、岳沢ヒュツテに下山)しました。
ひょうたん池への登り。右のコル上がひょうたん池 左へ登る岩稜が、これから登る東稜。 |
ひょうたん池から見た東稜。上部はガスがかかって見えない。 |
第一階段と呼ばれる岩場の上部は急傾斜の雪壁。 ひたすら登るが、すでに足が悲鳴を上げている。 |
今日の幕場、ラクダのコルに到着。 先行Pがテントを設営していた。 正面に核心部のバットレス、上部に主峰を望み、明日の登攀に心が躍る。 (写真は、5日朝の撮影) |
正面の岩壁を左に回り込み、上部のバットレスに向かう。 |
核心のバットレス。アイゼンでの登攀は、かなりショッパイ。 Ⅳ+(ⅣA0)より厳しく感じるが、登り応えがあり、楽しめた。 後方にナイフリッジとラクダのコルが美しい。 |
バットレス上部の雪壁。もう一息で東稜終了。 |
東稜の終了点。完登の握手を交わす。 ガスがかかり、展望がきかなかったのが少し残念。 |
2Pの懸垂でコルに降りる。 時間が早いが、天候悪化が予想されるため、下山開始。 |
奥明神沢の下降。傾斜が強く、緊張する。慎重に下降 するが、岳沢ヒュッテまで長かった。 上に、グローブが写っちゃってます! |
再開された岳沢ヒュッテ。看板には岳沢小屋。名前が変わったのかな? 今日は子供の日。鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでました。 この場所、やっぱり雪崩が怖い所のようだが、大丈夫だろうか。 ここからハイカーに交じり、上高地に下山して今回の山行を終了。 記:香川 |
昨年11月に那須朝日岳東南稜でお会いした野田です。
返信削除覚えていますか?夢さんからは写真まで送って頂きました。
ブログ拝見させていただきました。
お二人の登攀レベルには驚くばかりで脱帽です。流石ですね。
今回驚いたは、ラクダのコルの緑の天幕。実は私の友で那須岳仲間です。同じ福島県の二人です。明神岳山行「新・フィエスタの谷」検索で見れますよ。日本狭いですね。きっとまたどこかの山でお会い出来ますね。それまでお元気で!
今回の明神岳、私には技術的に無理と判断し参加しませんでした
野田様
削除返信遅くなり、失礼しました。
朝日岳東南稜では、お世話になりました。
世の中狭いですねー。お仲間でしたか!
新・フィエスタの谷、拝見いたします。
では、またどこかの山でお会いましょう。
香川和雄
香川さん御夫妻様へ
削除久しぶりに拝見しました。コメントありがとうございます。明神岳でお会いした沼田氏(背の大きい方)は日本山岳会福島支部、福島復興支援登山でパキスタン、カラコルムの未踏峰6105mに7月19日登頂成功しました。新聞やネットにも掲載されました。
復興の祈りを込めて「希望の峰」と命名されました。来月3日帰国予定です。
その彼が明神岳の登攀では、香川さん御夫妻に迷惑掛けてしまったと反省していました。登攀技術の凄さに驚いていましたよ。
またいつかどこかでお会い出来るといいですね。